わかりやすくVSTの説明とか書いていけたらいいね。

DTM初心者の僕が使うVSTを解析し、皆さんと共有できればいいなと考えています。

FireBird2の使い方~オシレータ編~前編

今回は一番複雑で楽しいオシレータを見ていきましょう。

注) FireBird2のマニュアルが見つからないため、筆者のわからないところは自身で調べたものです。故に効果や用途が全て記述通りとは保証できませんのであしからず。何か気づいたことがある方はコメント、またはTwitterにてご指摘いただけると幸いです。

注) 画像は最低限しか用意していませんので、ぜひFireBird2を開いて操作しながら読むことをおすすめします。

 

ページ内目次

  1. 基本音源を作ろう
  2. オシレータってなんぞ?
  3. オシレータ操作パネル
  4. オシレータツマミ説明(wave~loopspeed)
  5. オシレータツマミ説明(tune~analog)

 

 

 

 

 

・基本音源を作ろう
  • FireBird2には基本音源のプリセットがありません。
  • 以下の画像のようにすることで純粋なサイン波を出すことが可能です。

    sine wave

  • LFOとEffectは、それぞれdestとtypeがoffになっていればツマミはどこを向いていても構いません。

  • Filter(下段)もsendが0ならばADSRは関係ありません。

  • FireBird2は、本体のソフトウェアにプリセットを保存することができません(多分)。
  • そのため外部出力によって保存する必要があります。
  • 保存方法はお使いのDAWソフトに従って下さい。

 

 

・オシレータってなんぞ?

 

 

・オシレータ操作パネル
  • 以下がFireBird2のオシレータ部分です。

    fb2 osc

  • 今回はwave、modify、loopmode、loopspeedなどの詳細に触れず、全体をさっと見ます。

  • wave、modify、loopmode、loopspeedの詳細に関しては後編でじっくりと考察する予定です。
  • Osc1とOsc2はツマミが同じなのでOsc1とfat、analogを説明します。

 

 

・オシレータツマミ説明(wave~loopspeed)

 wave

  • 発生する音を決定します。
  • FireBird2は無音を含めて85種類の発声可能音声を有しています。
  • 発声音声にはヴォイスやドラムループなどもあるようです。

 modify

  • 直訳するとここでは「改造」のこと。
  • waveで発生された音を厚くしたり薄くしたり、はたまたフェーザーを掛けたりできます。
  • synth1に例えるなら、一番右の列(EffectやEq/Panなどがある列)に相当する部分です。

 loopmode

  • 発生する音声をループさせる際のプログラムを変更することができます。
  • modifyとの相性次第では非常に面白い音を作成することが可能です。
  • 詳細は次回。

 loopspeed

  • 音声がloopmodeで指定されたプログラムを1周するまでに掛かる時間を指定します。
  • ループタイミングをDAWソフトと連動することも可能です。

 

 

 

・オシレータツマミ説明(tune~analog)

 tune

  • 発声音声の高さを決定します。
  • 正の方向には半オクターブ間隔で、負の方向には1オクターブ間隔で設定できるようです。
  • ちなみに半オクターブは(その音を除いて)7半音先の音のようです。

 fine

  • fineは音程を微調整できます。単位は多分「cent」だと思います。
  • cent は semitone(半音) の1/100です。
  • 例えば、Cの音に 100 cent を足すとC#の音になります。
  • またCの音に 1 semitone を足すとC#の音になります。

 vol

  • オシレータから発生される音量を調節できます。

 fat

  • fatは2xまたは4xにすると、左右から周波数が違う音が出るようです。
  • これを利用することで音が厚くなったように聞こえます。
  • 2x Fatness 99 のとき、左右で周波数が50centちがう音が流れるようです。
  • 4x Fatness 100 のとき、左右で周波数が25centちがう音が流れるようです。
  • (それぞれ要検証)
  • すなわち4xのほうが2xよりも細かく設定できるということになります。

   Download wave=STA Sine, fat=0, ただのサイン波

   Download fat=2x fatness  99

   Download fat=4x fatness 100

 analog

  • analogは、出力される音声がアナログの場合のノイズを模しています。
  • アナログツマミを右にひねると少し濁ったような音になります。

   Download wave=STA Sine, analog=0, ただのサイン波

   Download wave=STA Sine, analog=80

 

 

オシレータ編(後編)できました!(クリックで移動)

 

 

 

 

 

 

 

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